福祉実践教室
11月29日(水) 1年生対象に福祉実践教室を実施しました。コロナ禍で4年ぶりの開催です。以前は、点字、手話、車いすなどの体験を通して福祉への理解を深めるよう実施していました。今回は、あらゆる人と「共に生きる」ことをテーマに、交流体験を通して、相手の立場に立って配慮すること、関わることの難しさ・楽しさ、支えあうことの意義などを学ぶ機会となるよう計画しました。
お年寄り、視覚や聴覚などに障がいのある方、LGBTなどの社会的マイノリティの方など39名を講師としてお招きしました。5人前後の生徒グループに1人ずつ入っていただき、ゲームなどを通じて交流を図りました。交流内容は、トランプや折り紙、百人一首、イラストしりとりなど、入っていただく講師の方にも楽しんでいただける内容となるよう配慮して事前に生徒自ら考えました。どのグループも終始和やかな雰囲気で交流することができました。
その後、給食を一緒に食べて福祉実践教室は終わりました。
お帰りの際には、講師の方との別れを惜しむ生徒の姿も見られました。
生徒にとっても教員にとっても学ぶことが多い福祉実践教室となりました。講師のみなさま、ありがとうございました。